【米国株投資】AT&Tの今後は
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36年連続増配高配当銘柄のAT&T、コロナショック以降株価の低迷から抜け出せておらず、減配も囁かれています。そんなAT&T、海外の投資家の記事を参考に、どのような見方があるかを紹介したいと思います。
AT&Tは買いという意見
キャピタルゲイン
AT&Tを買いとする意見の中でも、Capital Gainを得られるとする意見は多くありません。以下記事では、AT&Tの近日発表される決算予測(10月22日発表)が記載されていますが、その中に最近のアナリストのRatingが記載されています。記事によると、ある銀行は8月31日にAT&Tは業界標準よりもUnderperformだとして、目標株価を34$から30$に下げています。しかし8月時点では、他に目標株価を37$とし、買いとする銀行、36$とし、同じく買いとする銀行もあります。Totalでは、6名のアナリストが売り、11名がHold、13名が買いとしているようです。
https://www.marketbeat.com/instant-alerts/nyse-t-consensus-analyst-rating-2020-10/
インカムゲイン
AT&Tを購入する投資家の目的は、まず大半が配当によるインカムゲイン目的で証。10月10日のMotley Foolの記事で、配当利回り5%以上で買いの株を3種上げており、そこにAT&Tが入っています。記事では、AT&TはDirenc TVを明らかに高値で買ってしまい、バーゲン価格で売らなければならない結果にはなるだろうが、HBO Maxや5Gといったポジティブな要素がAT&Tにはある。また、配当を払い、自社株買いを行い、負債を返すのに十分なキャッシュフローがある事から、配当カットの可能性も少ないとしています。
AT&Tは売りという意見
AT&Tのマネジメントを批判する記事はあっても、この株が「売り」だという論調の記事は殆ど見当たりません。以下記事では、テクニカル分析では20-25$付近までAT&T株価が下がれば強く買いのサインだと。また、30$を超えてもその後は33$まで伸びていくだろうから買いだとの記事です。逆に言えば、今は買い時ではなく、もっと下がるのを待つか、回復を待つべきだという事なので「売り」ではないですが、「買い」時でも無いという見方なのでしょう。
この記事のまとめ
6月には33ドル程だった株価が、現在は28$を下回ることもある始末。未だコロナショックから回復しておらず、他のTech関連銘柄から大きく差をつけられていますが、10月22日の決算次第ではまた株価も動いてくるでしょう。
また、今回の配当で0.52$での四半期配当の4期目。次回無事増配が成されるかも、AT&Tホルダーにとっては注目の数か月になります。次はまた12月にDividend declare dateを迎えていく事になります。
そんなAT&Tですが、キャッシュフローは安定していて配当性志向も57%と未だ余裕はあります。私は今後も減配の可能性はそこまで高く無いだろうと信じ、今月も50株買い増しました。