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アフリカ駐在で貯めた資金を、米国株や優待株に投資しています。投資を通じて学んだことや、資産状況の公開、またアフリカ駐在の与太話を記載していきたいと思います。

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【金融リテラシー】住宅決定から住宅ローン融資までの流れ


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マイホーム購入は人生最大の買い物であり、最大の借金を背負う買い物でしょう。

これまで何度かマイホーム購入を考えるタイミングはありましたが、社会人8年目にして遂にマイホーム購入に至りましたので、住宅購入を決定してから、融資実行の流れまでを紹介していきたいと思います。

ざっくりした流れは、以下の目次通りの流れになっていきます。それぞれ詳しく以下記事で紹介していきます。マンション購入決定から1か月程度での融資実行という事で、かなり短期間での融資実行となりました。

マイホーム購入決定(中古マンション)

中古物件で購入を決めた際には、仲介業者に「不動産購入申込書」を提出する事になります。これを提出して初めて、仲介業者は真剣に売主と金額交渉を行う事になりますし、売主も真剣な売却金額を提示してきます。この時点で代金は一切発生しませんが、慣習的にここで金額が折り合えば、基本的には購入という事になるようです。また、申込書が提出された事は他の仲介業者にもポータル上で分かるようになっており、一旦交渉が始まったという事が他の仲介業者にも知れ渡ります。

私は仲介業者の勧めで同じマンションの2部屋にそれぞれこれなら購入したいという金額(元の提示価格よりも300万以上値下げしての金額)で申込書を提出し、その内の一部屋と金額で折り合い、購入に至りました。私が申込書を提出したのは7月29日、合意に至ったのは翌日30日です。

住宅ローン仮審査

マンションの購入を売主、買主双方で合意に至ると、住宅ローンの審査に入ります。この時点で多くの人は初めて住宅ローンを選ぶことになるので、大した知識無く勧められるまま金利の高い銀行と契約してしまう人も多くいるかと思います。が、数千万の住宅ローン、金利は例えコンマ数%でも安い方が良いので、徹底的に調べる必要があると思います。私は不動産会社の勧めで、メガバン数社の仮審査に申し込むと同時に、自身でインターネットからじぶん銀行住信SBI、ジャパンネット銀行に仮審査を申し込みました。

私は7月25日頃から仮審査を随時申し込み始めました。早いところは翌日、長くても1週間で仮審査の結果は届きました。最終的に決めたじぶん銀行に関しても、7月30日に仮審査申し込み、31日には結果が届きました。この時点では基本的に自己申告で、特に収入証明等は必要ありませんでした。

銀行口座開設

住宅ローンの融資実行には、融資銀行の口座開設が必要です。私はじぶん銀行も、ジャパンネット銀行も口座を持っていなかったので、仮審査が終わると同時に口座開設も行いました。基本的には融資契約を行う際には口座が必要になるので、本審査が終わるまでには口座開設が完了している必要があります。

ジャパンネット銀行も、じぶん銀行もアプリから簡単に口座開設が出来るとの事で安心していたら、じぶん銀行には苦戦させられました。

ジャパンネット銀行は割と簡単にアプリの手続きも進み、カスタマーセンターの反応も良かったのですが、じぶん銀行のアプリは確認が厳しい設定なのか、身分証明書の撮影で全然認証されない、認証され審査に入ったと思ったら写真がぼやけていると再審査になるなど、数度やり直し行う事になりました。

じぶん銀行では、初めて申し込んだのは7月30日、仮審査申し込みと同時に口座開設を申し込みました。その後8月5日に不備の連絡があり、システム上翌日以降でないと再申請が出来ないという事で、8月7日に再申請。また不備の連絡が8月11日にあり、手続き中断。再度8月13日に申請行い、8月17日に漸く書類確認が出来たとの連絡。これ、アプリから申し込んでおけばアプリで住宅ローン審査と銀行口座のリンクができますが、アプリからではない場合は更にキャッシュカード到着まで2週間待って初めて口座と住宅ローン審査をリンクさせることが出来ます。住宅ローンの融資契約にはアプリと口座をリンクさせる必要があるので、急ぎの場合はアプリからの申請一択です。が、じぶん銀行は店舗が無いので、サポートが受けづらいというのが難点ではあります。

住宅ローン本審査

最終的に、私はじぶん銀行住信SBIネット銀行ジャパンネット銀行の3社で本審査を申し込みました。提出書類はどこも同じで、売買契約書、重要事項証明書、源泉徴収票等物件の内容確認が出来る書類、本人確認が出来る書類、収入が確認できる書類の提出が必要でした。

じぶん銀行では、8月5日に本審査を申し込み、お盆休みもあったためか多少時間がかかり、8月19日に本審査結果が届きました。

ジャパンネット銀行は8月8日に申し込み、8月14日に審査完了とスピーディです。

住信SBIネット銀行は8月10日に申し込み。急ぎのため書類は受け取りに行きますと、わざわざ最寄り駅まで担当の方が来てくれました。その後審査状況も逐次連絡してくれ、最終的に8月20日に本審査の結果が届きました。対応は断トツで良く、メインバンクとしても住信SBI、証券口座もSBI証券を利用しているため、内容さえ良ければ住信SBIに決めたかったのですが、料率と団信内容でじぶん銀行にどうしても劣ってしまいました。

住宅ローン契約

8月19日にじぶん銀行の本審査結果が届いたので、翌8月20日には住宅ローン契約の申し込みを行いました。じぶん電気申し込みによる料率の割引を受けたい場合は、住宅ローン契約を申し込む前にじぶん電気の申し込みを完了させておく必要があります。

それ以外は、物件代以外に手数料等もローンで支払う場合、それらの領収書も追って提出が必要になります。また、この時に住宅ローンを使用しての支払先も登録行い、支払先、金額のエビデンスも銀行に提出します。これによって送金のミスを防ぐことが出来ます。

司法書士面談

住宅ローン契約を行うと、数日後には司法書士じぶん銀行の場合、指定です)から連絡があり、面談を行います。面談時には司法書士に登記を委任する書類やら、登記の減税を受けるための書類やら諸々の書類の準備、捺印を行う事になります。30分程度で完了、この時には実印証明書が初めて必要になりますので、私はこれに合わせて市役所で実印登録行いました。住民票も必要になります。

融資実行

そして、昨日8月31日、遂に融資の実行、物件引渡しを完了させました。

融資実行は極めてシンプル、当日仲介業者のオフィスにて、売主、司法書士、仲介業者と共に集まり、仲介業者の進行に合わせて諸々実印での捺印を進めます。すると司法書士からじぶん銀行に連絡が入り、速やかに支払いが進められます。売主、仲介業者で着金が確認されれば、遂に売買完了。物件の引き渡しという事で、鍵の引き渡しが行われます。人生最大の買い物とは言え、物件自体でセレモニーをやる訳では無く、引渡しは鍵を渡すだけという少々拍子抜けのイベントです。

司法書士はその後、法務局に赴き登記の手続きを行い、後日不動産の登記簿謄本を郵送してくれます。

この記事のまとめ

人生最大の買い物であるマイホーム。そのローン融資までの流れを備忘録がてらまとめました。この記事を読む方の参考になれば何よりです。