アフリカでExpat~駐在帰国後、米国株投資やら優待株投資やら

アフリカ駐在で貯めた資金を、米国株や優待株に投資しています。投資を通じて学んだことや、資産状況の公開、またアフリカ駐在の与太話を記載していきたいと思います。

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【金融リテラシー】おすすめの住宅ローン~住宅ローンの選び方


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マンション、戸建ての購入を決めると、真っ先に検討開始しなければならないのが住宅ローン。実際にはマンション、戸建てを購入しようと真剣に考えるまでは、住宅ローンのことなど真剣に調べる機会はないでしょう。

結論を言うと、私は「じぶん銀行」の変動金利で住宅ローンを借りる事を決めました。

この記事では、住宅の購入を真剣に考え始めた方向けに、私が住宅ローンを決めるにあたり考えた事、比較した内容等紹介し、どうして「じぶん銀行」に決めたのかを紹介していければと思います。

 

住宅ローン金利に関して

皆さんご存知のように、大きく分けると住宅ローン金利には固定金利、変動金利があります。非常にざっくり言えば、固定金利は10年、20年、35年と借入期間全体に渡って、返済金額が均等、そのため変動金利よりも一般的に金利は高くなります。また、期間が長くなればなる程、安くしてしまうと銀行にとっての機会損失も増えるので金利は高くなります。

変動金利は借入時の金額は固定金利よりも一般的に低いです。そして、多くの銀行では現在(2020年夏)の変動金利は史上最低の金額だと言われています。ここが底か、ここから更に金利が下がっていくのかは分かりませんが、少なくとも言える事は、今の変動金利は安いです。

どれだけ安いかと言うと、極端な話一般に変動金利が現在0.5%だとすると、住宅ローン控除で年間住宅ローン残高に対して1%控除ができるので、金利ゼロでお金を借りるどころか、0.5%分はお金を借りる事によって、お金を貰えている状況になるのです。

さらに言えば、住宅ローン返済の5年ルール、1.25倍ルールにより、金利の急上昇に対してはある程度セーフティネットがあるので、金利が急に上がったから返済が出来なくなるという事はそうそうありません。ざっくり言うと、5年間は金利がどう変化しようと返済額は変わりません、5年に一度見直しです。どれだけ金利が上昇しようと、5年に1度の改定の際に上げられる返済額は1.25倍までですというルールです。

ここで私の資産運用方針を振り返ると、そもそも私は株式投資によって資産をどんどん増やしていこうとしていますので、今この瞬間の出費を出来る限り抑え、その分株式投資によって資産を増やしていきたい。そのため、まずは今この瞬間の金利が安い変動金利を選び資産運用で資産を増やしていきたいと考えたのが、私が変動金利を選んだ理由です。資産さえ増やせれば、金利上昇にもいくらでも対応できます。

変動金利での各社比較

変動金利で返済していく事を決めた後は、実際にどこの銀行から借りるかを考える事になります。変動金利の利率は価格.com等で調べられますが、最初は不動産会社から提携の金融機関を紹介され、その不動産会社と提携しているからこその優遇金利なども紹介されます。

しかし、今後20年、30年と付き合っていくであろう住宅ローン、自分でベストな選択をすべく徹底的に調べる事をお勧めします。私は住宅購入を決めた不動産会社に言われ、メガバンク各行の住宅ローン仮審査も全て行いましたが、結局は自分で調べて選んだネット銀行のみを候補に残しました。

最終的に絞った3行の特徴

私が最終的に絞った3行は、単純に変動金利最安値(0.38%)のジャパンネット銀行、不動産会社とも提携があり優遇金利も使えた住信SBIネット銀行の住宅ローンREAL(0.395%)、そして最終的に選んだじぶん銀行(0.41%)の3行です。

 

ジャパンネット銀行

ジャパンネット銀行は、何より変動金利の安さは魅力でした。口座開設、住宅ローン仮審査、本審査も早い。最後に申し込みましたが、最速で審査結果が届きました。しかし、審査結果が届いてから融資実行まで私の進めたかったタイムスパンに乗らなかったのと、何より不安だったのは5年ルール、1.25%が適用されない点。勿論それが適用されないという事は返済金額は上がるものの予定通り元本も返していく事になるので、総合的に見たらリスクは大きくないのですが私は直近の支出を減らし、その分を投資に回したい。そのため、ジャパンネット銀行は選択しませんでした。

住信SBI住宅ローンREAL

住信SBIはそもそも私は給与受取口座であり、証券口座もメインはSBI。そのため、じぶん銀行を調べる前は本命の銀行でした。唯一担当営業マンが対面で説明して下さり、審査を進めるために書類を受け取りに来てくれたりと対応も素晴らしかった。

しかし、じぶん銀行と比較してどうしても譲れなかったのが団体信用生命保険の内容です。私は資産運用の意味も込めて(特に駐在していた期間資産運用の方法が他に見つからなかったので)、外貨建て生命保険に毎年結構な額を払っています。しかし今後一層株での運用を増やしたい、また最悪私に何かあった時のためには住宅を残したい、そのためにも充実した団体信用生命保険を選びたいという事もあり、じぶん銀行を選択しました。

住信SBIの団信で納得がいかなかったのは、他行同様全疾病保証はあり、死亡した時などは住宅ローン残高ゼロになるものの、就業不可状態が続く場合1年経たないと住宅ローン残高ゼロにならない点。じぶん銀行なら半年です。

じぶん銀行

主に上記の理由でじぶん銀行に決めましたが、じぶん銀行は電気をじぶん電気と契約する事で、0.03%の住宅ローン金利減税を受けられます。そのため、じぶん電気と契約すれば金利最安値のジャパンネット銀行金利で並びます。(0.38%) 更に充実した団信が付く、それでじぶん銀行を選ばない理由が私にはありませんでした。

実際はじぶん銀行と契約するまで、様々な手続きでイライラさせられる事もあり、対応の良かった住信SBIを選択しようかと思う時期もありましたが、最終的にはやはり住宅ローン内容、団信内容が一番という事でじぶん銀行と契約する事となりました。

更にじぶん銀行の団信の特徴を説明すると、がんと診断されただけで住宅ローン半額、すべてのケガ、病気で入院が31日以上になるとその月の住宅ローンを肩代わりという非常に充実した保険になっています。勿論がんは全てのがんではなく、他の保険でも省かれるような軽微なものは除かれます。それでも日本人のがんになる確率の高さを考えると、この保険の有る無しは精神的にかなり違ってきます。

この記事のまとめ

 以上、住宅ローンの選び方、私の選定基準に関し説明してきました。この記事が皆さんの住宅ローン選定の参考になれば嬉しいです。また次のブログでは、実際に融資契約に至るまでの流れを私の実例で紹介していければと思います。