コロナ渦のイスタンブール空港 - ラウンジの様子
2021年前半、未だコロナ感染がおさまらない中、一時帰国のためにトルコ航空を利用しイスタンブール空港・ラウンジを利用しましたのでその備忘録を書きたいと思います。
イスタンブール空港の様子
イスタンブール空港は、普段よりは利用客数当然少ないものの、早朝から賑わっていました。羽田空港の閑散とした様子とは違い、これぞハブ空港と思わせられる様子。免税店やカフェ、レストランも早朝から開いていましたので、ほぼ通常営業に見受けられます。
お土産も普通に購入できるので、トルコランプや可愛らしい雑貨なども買えます。
イスタンブールラウンジ
イスタンブール空港のラウンジは、本来のビジネスラウンジはコロナ禍で閉鎖しているのか、マイレージ会員用?のMiles and Smilesなるラウンジが営業していました。こちらのラウンジ、少々入り口が分かり辛く迷ってしまいました。メインの免税店が並んでいる通りでは無く、搭乗口側とメインの通りの中間にラウンジに向かうエスカレーターがあります。
案内でビジネスラウンジと書いてあったエリアは封鎖されており、入れず。
Miles and Smilesラウンジも中々賑わっていました。食事は特に美味しいものは早朝の時間帯は無く、スクランブルエッグ、パニーニ以外はパックミールと味気ないです。ラマダン中だったからなのか、アルコールも飲めず。コーヒーとオレンジジュースで我慢。
シャワー使用したかったのですが、コロナ禍だからなのか、早朝だったからなのか使用できず。
おまけ:羽田空港ラウンジ
羽田空港のラウンジはビジネスラウンジは開放されておらず、ビジネスクラスでもファーストクラスラウンジが使用できます。これは昨年12月時点でもそうでしたので、コロナが落ち着くまでは変わらないと思われます。
ファーストクラスラウンジではテレビ付きの半個室シートもあるのですが、そちらは満員で使用できず、今回はソファ席で我慢。食事はキッチン調理の海鮮丼と豚骨ラーメンを頂き、アフリカ収容生活の前に最後の贅沢。生ビール、シャンパンも勿論飲めますし、ハーゲンダッツのアイスも食べられます。
シャワー室も通常営業で流石に空いていたので、最後にシャワーを浴びてアフリカに向け出発。
コロナ渦の一時帰国:成田到着から隔離中の生活
先日、諸事情によりアフリカから一時帰国しました。成田空港への到着でしたが、帰国するには諸々の準備が必要ですので、ここにまとめたいと思います。
帰国前の準備一覧
帰国にあたっては、厚生労働省のHPの最新情報を確認しておく必要があります。私が帰国した際も、諸々厚生労働省のHPには記載あるにも関わらず、アプリのインストール等全く行わずに入国しようとしていた方々が多くいました。
2021年5月7日現時点では以下が必要となります。
PCR検査に関して
PCR陰性証明書は、以下HP記載のフォーマットである必要があります。このフォーマットでの記載でないと、入国できず追い返される危険もあるので注意。
アプリのインストール
アプリのインストールは入国前に済ませておいた方がベターです。空港のwifiでインストールするのも時間かかります。
帰国時のチェック
私は成田空港からの入国でしたが、まず変異種拡大中の3日間強制政府施設隔離組と、その他で分けられました。私は政府施設隔離は無いグループでした。
政府施設隔離の無いグループは、まずは到着時に配られる書類の記入、その後その書類を持ってPCR検査に進みます。
PCR検査は唾液タイプ。検査サンプルを提出すると、その後はアプリチェックに移動します。アプリチェックは、何個も関門があります。
①アプリ一覧を配られ、その場でインストールするように言われる。元々インストール出来ている人、インストール完了した人は次の関門へ。
②まずは位置情報アプリの位置情報保存がonになっているかの確認。続いて、OEL等必要アプリがインストールされており、使える状況か確認。
③入国時に記入したe-mailアドレスが本当に本人のものかの確認。また、そのe-mailアドレスとSkype等が紐づいているか確認。
④Skype等が本当に使えるか確認。その場でビデオ電話テスト。
⑤席番号を受け取り、PCR検査結果待ちの席へ。その後PCR検査結果を受け取り、陰性であればすんなり外に出られます。
ちなみに、関門で待ち構えているスタッフは、PCR検査以外ほぼ皆外国人でした。
隔離中の生活
私は政府施設強制隔離はありませんでしたので、事前に予約していたハイヤーで自宅に直行。空港用ハイヤーなので、感染対策もバッチリと思っていたら意外と特に普段と変わらず、運転手さんも普通に話しかけてくるハイヤーでしたので拍子抜けしました。
14日間の自宅待機中は、公共交通機関の利用禁止、外出も必要最低限の食料調達等最低限に。基本は自宅で在宅仕事していました。
隔離中、毎日Skypeかかってくるのかと思っていましたが、14日間Skypeは一度もかかってこず、e-mailでの安否確認が隔離開始3日目頃から始まり、またほぼ同時にOELで位置情報確認のプッシュ通知が届くようになりました。毎日の対応はそれらのみでした。
日本はネットもストレスないですし、コンビニで最低限の買い物するだけでも美味しい食事や酒が楽しめるので、隔離もそんなに苦ではないです。アフリカでの隔離最悪ですから。
【資産運用】2021年4月末の資産状況
4月も終わりとなりましたので、資産状況の更新行いたいと思います。3月は一時帰国していたことも有り、忙しく更新できませんでした。。
この2か月で為替は大きく円安に進み、それによりドル転はし辛くなりましたが、幸いドル資産の割合もそれなりにあったため資産は増えました。
米国株状況
この2か月で含み益が大きく増えました。油価上昇によるXOMの頑張り、VOOGやVYMの伸びも大きいです。一方で、Zoom、ZMやRIDEには苦戦させられています。
特にRIDEは発表されていた既受注数の水増し疑惑やら、コンテストでRIDE製の車が早々に離脱しただとか、良くないネタが尽きません。これ以上の買い増しは行わず、状況見守りたいと思います。
この2か月での買い増しはGILDを10株、ZM/RIDEの買い増し(即含み損)、BTIの100株買い増し程度です。VYMの
日本株状況
日本株も株高の状況が続いています。三菱商事、キリンHDを買い増し年間配当予定額を向上させました。日米合わせて、遂に配当予定額税前70万(円安の影響もあり)を突破しました。
総資産
総資産が3,700万円を突破しました。為替にも大きく左右されているので、安心できませんがこの2か月で200万程資産を増やせているのは大きいです。
この記事のまとめ
総資産が順調に増えているのも嬉しい状況ですが、年間予定配当金の伸びは将来に安心感を与えます。税前とは言え、年間70万円が所得に追加されると思うと、駐在終了後の日本ベースの給料での安心感が違います。駐在終了後も、最低でもその分だけは全額株式への投資を継続にコミット。
【資産運用】2021年2月末の資産状況
2月も最後の週末になりましたので、資産状況の整理を行いたいと思います。今月は日本株、米国株共に絶好調でしたが、最後に調整が入り若干下げました。それでも株価上昇、また駐在によるたっぷりのハードシップが入りましたので、資産は順調に増えました。
米国株状況
1月は6,400ドルの含み益でしたが、2月は含み益が11,400ドルと大幅に増えています。油価上昇によるXOMの株価上昇が影響大きく、一時は爆ソンモービルと思っていましたが、高配当+含み益でポートフォリオをけん引してくれています。XOMは配当利回りも6.4%程に落ち着いてきましたが、私の取得価格で考えると8.2%の超高配当。30ドル台で購入した方々が羨ましいです。
逆に株価が全体的に上がりすぎて買い増せずにいたので、2月はTの50株買い増しと、BTI100株購入、VYMの定期積立を行った程度。ここには載せていませんが、投信にも45000円程定期積み立て。
日本株状況
日本株も絶好調。最後の調整後も、1月末の含み益10万円程度に対し41.8万円と1月から含み益4倍。ここまで来るとバブルではと言われるのも分かります。。日本株は特に売買行わず。
総資産
株高、駐在ハードシップのお陰で資産は大幅に増え、今月は3,500万円を突破しました。株価が下落したら当然幻の様に消えてしまいますが。。
変わらず30%の現金も維持できているので、株価が下がれば高配当株中心に買い増したいと思います。
この記事のまとめ
幸い順調に資産を増やせています。早く駐在から帰任したい思いと、資産を増やすためにも残りたい気持ちと揺れています。。
年間予定配当金に関しても、先月より3万円以上増やせているので、この調子で積み上げていきたいと思います。
【米国株投資】SPYD最新状況 2021年
昨年のコロナショックによる暴落から約1年経ち、当時散々叩かれた米国ETF SPYDも株価を持ち直してきています。本記事では、ここ1年のSPYDの変遷・最新状況を紹介したいと思います。
SPYD昨年の増配
昨年、9月の時点ではSPYDの大幅減配が話題となり、多くの方がSPYDとオサラバとのTwitter投稿が出ていました。その後、株価の回復に伴い12月には一転増配、9月の分配金が0.26ドルだったのに対し、12月は0.61ドルと大きく増配しました。3月にあ2021年度一回目の分配がありますが、2月20日現在では株価もコロナ前に近い水準まで戻してきており(と言ってもコロナ前39-40ドルだった株価が、現在35-37ドル付近)、次回分配金にも期待です。
株価の動き
SPYDの特徴は、年2回の入れ替えでその時点のS&P 500構成銘柄で高配当な株80株を投資対象とする事です。高配当株の多くは、コロナショックからの回復も鈍く、未だ高配当な配当利回りを維持しています。以下はBloombergから引用させて頂いたここ1年のチャートです。回復基調にはあるものの、コロナ前の水準には至らず。
最新構成銘柄
以下、SPYD構成銘柄です。
Name | Ticker | Weight |
Seagate Technology PLC | STX | 1.441343 |
Kraft Heinz Company | KHC | 1.412605 |
Hanesbrands Inc. | HBI | 1.372430 |
Hewlett Packard Enterprise Co. | HPE | 1.370180 |
HollyFrontier Corporation | HFC | 1.368143 |
Valero Energy Corporation | VLO | 1.361374 |
Regency Centers Corporation | REG | 1.360063 |
Federal Realty Investment Trust | FRT | 1.358733 |
Marathon Petroleum Corporation | MPC | 1.338934 |
Simon Property Group Inc. | SPG | 1.334057 |
ConocoPhillips | COP | 1.332907 |
Regions Financial Corporation | RF | 1.325110 |
Xerox Holdings Corporation | XRX | 1.319527 |
Phillips 66 | PSX | 1.316541 |
Exxon Mobil Corporation | XOM | 1.308666 |
FirstEnergy Corp. | FE | 1.306937 |
Truist Financial Corporation | TFC | 1.304524 |
People's United Financial Inc. | PBCT | 1.302847 |
MetLife Inc. | MET | 1.293090 |
Welltower Inc. | WELL | 1.289660 |
Equity Residential | EQR | 1.288816 |
AvalonBay Communities Inc. | AVB | 1.287763 |
Fifth Third Bancorp | FITB | 1.285499 |
Iron Mountain Inc. | IRM | 1.284363 |
KeyCorp | KEY | 1.279939 |
Kimco Realty Corporation | KIM | 1.279900 |
U.S. Bancorp | USB | 1.279458 |
Huntington Bancshares Incorporated | HBAN | 1.278771 |
Philip Morris International Inc. | PM | 1.276797 |
Citizens Financial Group Inc. | CFG | 1.274067 |
Omnicom Group Inc | OMC | 1.273142 |
Western Union Company | WU | 1.271144 |
Lincoln National Corporation | LNC | 1.262921 |
Public Storage | PSA | 1.261508 |
American International Group Inc. | AIG | 1.256558 |
Ventas Inc. | VTR | 1.256036 |
ONEOK Inc. | OKE | 1.252169 |
Lumen Technologies Inc. | LUMN | 1.249951 |
Invesco Ltd. | IVZ | 1.246210 |
Baker Hughes Company Class A | BKR | 1.245022 |
Altria Group Inc | MO | 1.244574 |
Broadcom Inc. | AVGO | 1.242058 |
LyondellBasell Industries NV | LYB | 1.240886 |
Comerica Incorporated | CMA | 1.236010 |
Chevron Corporation | CVX | 1.235737 |
Walgreens Boots Alliance Inc | WBA | 1.230283 |
Williams Companies Inc. | WMB | 1.229684 |
Amcor PLC | AMCR | 1.228736 |
M&T Bank Corporation | MTB | 1.225518 |
Evergy Inc. | EVRG | 1.224723 |
Franklin Resources Inc. | BEN | 1.216679 |
Realty Income Corporation | O | 1.214772 |
International Business Machines Corporation | IBM | 1.214563 |
Consolidated Edison Inc. | ED | 1.213907 |
AT&T Inc. | T | 1.205601 |
Interpublic Group of Companies Inc. | IPG | 1.204386 |
Dominion Energy Inc | D | 1.200189 |
Boston Properties Inc. | BXP | 1.198090 |
Exelon Corporation | EXC | 1.197702 |
Dow Inc. | DOW | 1.197220 |
Healthpeak Properties Inc. | PEAK | 1.195207 |
Principal Financial Group Inc. | PFG | 1.194779 |
Pinnacle West Capital Corporation | PNW | 1.194434 |
Entergy Corporation | ETR | 1.192748 |
PPL Corporation | PPL | 1.191093 |
Southern Company | SO | 1.187476 |
Prudential Financial Inc. | PRU | 1.185699 |
Duke Energy Corporation | DUK | 1.183234 |
Verizon Communications Inc. | VZ | 1.183020 |
Unum Group | UNM | 1.179420 |
Gilead Sciences Inc. | GILD | 1.162740 |
Kinder Morgan Inc Class P | KMI | 1.151107 |
AbbVie Inc. | ABBV | 1.141491 |
SL Green Realty Corp. | SLG | 1.140335 |
Newell Brands Inc | NWL | 1.139894 |
Vornado Realty Trust | VNO | 1.138496 |
Leggett & Platt Incorporated | LEG | 1.132596 |
Pfizer Inc. | PFE | 1.128255 |
Edison International | EIX | 1.120584 |
International Paper Company | IP | 1.108081 |
STATE STREET INSTITUTIONAL LIQ STATE STR | 70286227 | 0.115401 |
U.S. Dollar | CASH_USD | 0.024889 |
今回のリバランスでは、新たに以下の銘柄が追加されています。GILDは以前も入っていましたが、レムデシビル期待の株価上昇により配当利回りが下がり、外れていました。株価は安定の低飛行に戻ってきたので、今回復帰しています。
COP |
EQR |
KIM |
LUMN |
EVRG |
ETR |
GILD |
逆に廃止されたのは以下。株価上昇し、利回りが下がると入れ替えられます。
VIAC |
CF |
CTL |
NTAP |
PNC |
HRB |
AIV |
この記事のまとめ
今回GILDが復活したことにより、益々私のポートフォリオはSPYDポートフォリオに近づいてしまいました。保有銘柄でSPYDにいないのは、ZM、RIDE、RPRX、GDRXくらいか。株価上昇してしまい、中々買い増しする気になれず相変わらずVYMの積み立てを継続しようと思います。
最新:海外からE-taxで住宅ローン控除を受けるための確定・還付申告
昨日無事アフリカからe-taxで還付申告を終え(証拠類の提出はこれからですが)、30万程の還付金が得られそうなのでブログにまとめたいと思います。
e-taxでの還付申告のための事前準備
まずは、e-taxを使用できるようにするために利用者識別番号を取得する・もしくはマイナンバーカードを使用する必要があります。マイナンバーカードを使用する場合、マイナンバーカードを読み取り可能な携帯かマイナンバーカードリーダーが必要となりますが、駐在中にうまく作動しないと詰むので、私は税務署を訪問し、利用者識別番号を取得する方法を選びました。日本出国前、11月頃に取得したのですが、15分ほどで取得出来たと思います。
住宅ローン控除適用条件
住宅ローン控除を受けるためには、いくつか条件があります。基本的には以下。
- 年間所得が3,000万円以下であること。
- 住宅ローン返済期間が10年以上である事。
- 居住用物件である事。
- 登記簿面積が50平米以上の物件である事。
- 築25年以内(マンションの場合)である事。一軒家は20年以内。
- マンション取得から6か月以内に居住を開始し、その年の12月31日まで居住している事。
中古マンションの場合の控除上限
私が購入したのは中古マンションなので、中古マンションの控除上限に関して記載します。
中古マンションの場合、通常は個人が売主となる事が多く、その場合控除上限は年間20万円です。私の場合、リフォーム済みの業者販売物件を購入しました。個人の場合、売買時消費税はかかりませんが、業者販売の場合消費税10%がかかりますので、私も10%分多く負担している事になります。(それでもかなり値切ったので、決して高すぎない金額と信じてはいますが。)
業者物件で、消費税を支払って購入した物件は年間控除上限は40万円です。私の場合4,000万円の住宅ローンを35年ローンで購入し、一部月々の返済は既に行っているので、仮に3,950万円年末の時点でローンが残っているとすると、控除上限は3,950万円 x 1%の控除可能なので、39.5万円が年間の控除上限となります。但し私は昨年半分は海外居住者だったため、所得税を半年分しか納めておらず、住宅ローン控除分も全額恩恵受けることが出来ず。本来であれば受ける事が出来るはずの、米国株からの配当支払いじに引かれている米国での税金分の控除(外国税額控除分)までたどり着けませんでした。
還付申告のための証拠類準備
住宅ローン控除を受けるためには、以下の書類の提出が必要となります。これはe-taxの場合、e-taxでの還付申告後、申告書のコピーと共に税務署に信書での郵送、または直接届ける必要があります。
還付申告時にもこれら全て確認しながら入力していく必要があるので、入力開始前に準備しておく必要があります。
実際のe-tax流れ
e-taxでの確定申告は、以下のページから。作成開始のアイコンをクリックする事で作成開始です。
作成開始を押すと、以下の画面に進みます。私の場合はe-taxで、事前に税務署で取得していたID(識別番号)・パスワードを入力する事で提出。
私の様にサラリーマンで給与所得、株の譲渡益・配当のみが収入に当たる場合、赤の所得税の申告書のみ作成なので赤のアイコンをクリック。
以下の画面に進むので、作成開始をクリックし、指示されるがままに進んでいきます。
最初は生年月日入力。給与以外申告するものあるかという質問に関しては、株式取引で源泉徴収ありの特定口座の人の場合はなしで良いと理解していますが、税務署に確認した訳ではありません。いずれにせよ、以降の画面で株や配当に関しても入力する欄は出てきます。
いいえを選択すると、以下の様に質問が追加されていきます。
続いて以下画面に進みます。私の場合、最初は給与所得のみで申告しようかと思いましたが、その場合控除受けられる額が24万のみ。39.5万円控除受けられる枠があるのに勿体ないので、株の譲渡益や配当分も申告し、最終的に30.5万円分の控除がうけられることになりました。
以下画面の総合課税、配当所得をクリックすると、株の譲渡益、配当詳細を記入する欄に移りますので、証券会社が発行する年間取引報告書の準備が必要になります。
給与のみの場合は給与所得の欄のみをクリック。勤務先から発行の源泉徴収票に記載の通りに入力します。
配当所得をクリックすると、以下画面に進みます。特定口座年間取引書の内容を入力するに進むと、入力画面が出てきます。
以下の画面に進むので、取引書の通りに入力していきます。
記載されたとおりに入力しても、以下のように15.315%になっていませんと出てきますが、米国株購入している場合仕方ないことなので、無視でokです。
配当控除の画面になります。何か入力するべき内容ある人は入力。とりあえず配当控除の入力アイコンをクリック。
以下で計算アイコンをクリックし、入力終了。(以下は参考用に適当に記入しているだけです。)
これで株式関連は終了。給与所得に移ります。給与所得の入力画面に進むと以下になるので、入力するアイコンをクリック。
源泉徴収票の通りに以下を入力します。簡単なので省略。
所得の入力が終わると、所得控除の入力に移ります。年末調整と同じなので省略。
本命、住宅ローン控除の入力は以下の税額控除の画面で行います。外国税額控除の適用受けられる場合もこちらの画面で。私は今回は十分な源泉徴収が無かったので適用せず。
住宅借入金等特別控除をクリック。
以下画面に進むので、当てはまるものを選択。
以下画面に進みます。当てはまるものをクリック。最後の翌年以降云々の部分は、はいを入力する事で来年以降確定申告不要になるべく書類が届くようです。
適用条件の説明のページに進み、読み飛ばして次へ進むと、いよいよ入力画面です。登記簿や売買契約書の通りに入力。
続いて年末残高証明書の入力へ。
証明書の通りに記載します。
入力すると、控除限度額の表示に移ります。(以下も適当に入力した結果。)
これで入力は基本的に終了。最終的に還付される金額が出てきます。
続いて住民税の入力画面に移ります。ここは特に個人で株式に関して源泉徴収ありの特定口座使用の方は入力不要と理解。
続いて住所等の個人情報、還付を受ける銀行口座やマイナンバーカードの情報を入力しいよいよ申請ボタンを押して終了になります。こんな感じです。
但し、上述の通り住宅ローン控除関連の書類は税務署への原本提出が必要になるので、郵送か直接提出が必要。現在長期出張・駐在でアフリカにいる私には最後に大きなハードルが残ってしまいました。日本に残っている妻に渡しておくべきだった。。
Gilead Sciences (GLD) 増配・4Q決算
Gilead Sciences (ティッカー GLD)が2月4日に4Qの決算発表、また増配の発表を行いました。私が保有するGilead株は100株のみですが、初めて購入したのは昨年7月に50株。それ以降株価低迷時に50株買い増す事で取得単価を下げ、現在平均取得単価67.54ドルになっています。
Gilead Sciencesとは
Gilead Sciences (GLD)は1987年創業の製薬会社。主に抗ウイルス薬の製薬を行う。
Wikipediaでは製薬会社として、2020年度世界18位の売り上げとなっています。昨年はCovid-19治療薬として、Gilead製のレムデシビルが多く話題に上りました。アメリカではトランプ元大統領に投与されたことも話題になったり、WHOはレムデシビル投与を非推奨にしたりとニュースになり、そのたびにGileadの名前も話題になりました。
そもそもはエボラウイルスへの抗ウイルス薬として作られたレムデシビルですが、現在はアメリカの入院患者の半数以上に対し治療薬として使われているとの事で、Gilead社の売り上げをけん引しています。
4Q決算概要
4Qでは、売上高アナリスト予想73.3億ドルに対し、74.2億ドルと上回り、EPSアナリスト予測2.15ドルに対し2.19ドルとこちらも上回る好決算となりました。特にレムデシビルはアナリスト予想13.4億ドルに対し、19億ドルと大きく上回る結果。売上高に占める治療薬では、ギリアドの最大の売上高はHIV関連製品が42.5億ドルと最大になっています。
以下は通年でのNon-GAAP BasisでのFinancial Highlight。2019年にはなかったVeklury (レムデシビルの商品名)が加わった事で、売上増。Net incomeも2019年より14%増えています。*GAAP BasisだとNet incomeは大幅減。正直このあたり、どう修正しているのか良く理解できていません。
*ギリアド社決算発表スライドより
http://investors.gilead.com/static-files/079f6f7e-62bb-44c9-88e9-64b48d9be9f5
レムデシビルは2021年も20-30億ドルの売り上げを見込まれているものの、ワクチンの普及に伴い使用も減ると見られ、恒常的なキープロダクトとは成り得ないと見られています。現在Covid影響により販売が減っている、HIVやC型肝炎治療薬の売り上げ増に期待。
2021年のキーエリアとして、Gileadは抗HIV薬のBiktarvy、B型慢性肝疾患薬のVemlidy、肝炎ウイルスへの治療薬Hepcludexや、乳がんの治療薬Trodelvy等を挙げています。多くは昨年買収により獲得した新薬です。
配当に関して
Gileadは2016年から連続増配中。今回2021年2月4日に発表された増配により、6年連続増配となります。前回まで年4回の配当で1回につき0.68$だった配当金は、今回の増配により0.71$に。年間2.84ドルの配当となります。
決算発表後、株価は上昇し現在68.46$となっていますが、配当利回りは4.1%と高配当。今後も安定した配当を期待できる高配当銘柄です。
この記事のまとめ
Gileadはレムデシビルのコロナ治療薬としての採用の割には、いまいち株価が伸び悩んでいます。最初の購入はレムデシビルが話題になったタイミングでの購入だったため、高値掴みしてしまいましたが、その後の伸び悩みのお陰で私も比較的良い価格で買い増し出来て、平均単価も下げられました。高配当で永年保有できる銘柄と思っていますので、今後も買い増しつつ長期保有していきたい銘柄です。