米国株投資:株価激下げ IBMに関して
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私は配当目当てでIBM株を購入し、現在20株のみ保有しています。購入後、株価は上昇を続け一時期は200ドルを超える含み益も出していたのですが、今週の決算でこけた後株価は急落しました。そんなIBMに関してブログにまとめたいと思います。
IBM概要
IBMは1911年創業。パンチカードによるデータ処理機器の製造が最初のビジネスだったようですが、時代の変遷と共にメインビジネスも変化・適応させており、タイプライター、PC等のメーカーを経て現在ではクラウドやAIの技術を活用したサービスの提供が主要なビジネスとなっています。
とは言え、余りにも幅広い守備範囲、「選択と集中」を進める事により次々と提供サービスが変わっていくので、どのような企業なのかIT素人の私には理解が出来ません。。
Watsonと呼ばれるサービスにより日本国内でも様々な企業の事業改善をサポートしているようですが、、
IBM Watson 事例- Watson活用方法や日本の導入事例を紹介 - Japan
IBM決算
1月21日に発表されたIBMの決算、売上高でアナリスト予測は207.5億ドルだったのに対し、実際は204億ドルとアナリスト予測を下回る結果に。10四半期連続で前年比で下回る結果となってしまいました。
一株利益は市場予想1.79ドルに対し、2.07ドル
粗利益は市場予想51.2%に対し、52.5% 売上以外は市場予想を上回っています。
売上の最大部門はクラウドおよびコグニティブ・ソフトウェア部門との事。クラウドは何となくイメージわくとしても、コグニティブ・ソフトウェアは訳が分かりませんね。AIが人間の代わりにデータにより意思決定を行うものとすれば、コグニティブ・ソフトウェアは人間の様に考え、意思決定をサポートするものだそうです。それでも訳わかりません。IBMの決算発表を見ても、AIと書かれていた李コグニティブ・ソフトウェアと書かれていたり同じことを言っているのかあえて使い分けているのか私にはさっぱり。
クラウド&コグニティブも売上高は前年比を下回り、その他全部門で売上高は下落。壊滅的な状況ですがCash flowが良いことだけは救いです。以下はYahoo financeからですが、営業キャッシュフロー、フリーキャッシュフロー共に前年を大きく上回っています。配当に関しては暫くは安心していられると思います。
International Business Machines (IBM) Cash Flow - Yahoo Finance - Yahoo Finance
IBM配当
IBMは現在25年連続増配を継続中。現在各Quarterで1.63$の配当支払い、通期で6.52$となっています。来週にも次の配当の発表が行われるはずですが、そこでは予定通り1.63$の配当が発表されるでしょう。問題は4月にこれまで通り、増配が行われるか。
今のフリーキャッシュフローを見る限り、問題無いとは思いますが、要注意です。
この記事のまとめ
21日の決算発表後急落したIBM株価。ここ半年で見ても、コロナ第二派で株価急落した11月以来の水準になっています。配当のためには買いの状況と思いますので、週明けの状況次第で買い増し検討したいと思います。